あれは・・・そう、6年くらい前の夏のことでした。
まだまだ若かった僕は連日出会い系サイトで知り合った女の子とセックスしまくり、「こりゃー100人斬りイケるなwwぬほほww」と調子に乗っていました。
サイト内で写メを見て、気に入ったらすぐさまホテルに誘う。
OKの返事がきたら、その日のうちにセックス・・・という流れが、やけに続いたことがありました。
今思えば、ナニかの予兆だったのかもしれませんが・・・。
とにかく順調にセックスでき続けていたので、妙に警戒心も甘くなり自信もついていた僕は、その日も同じようにメールを送りました。
その日にあったのは、加奈子(仮名)さん。
当時の僕より2歳年上の、ちょっとキツめの美人で背も高く、胸がかなり大きい女性でした。
加奈子さんからも快い返事をもらって、軽く食事でもしてホテルに行こうということに。
居酒屋でお酒を飲みながら加奈子さんと世間話などをしていたのですが、妙に盛り上がってしまい、結局ラストオーダーまで居酒屋にいました。
そしてホテルに着いたのが、午前2時前。
いわゆる丑三つ時です。
利用したのは都会によくあるシティホテルでしたが、妙に薄暗く、真夏だというのに鳥肌が立つくらい寒かったのを覚えています。
先にシャワーを浴びた僕は、ベッドの上で加奈子さんのシャワーが終わるのを待っていました。
加奈子さんは念入りに身体を洗っていたらしく、30分以上は待っていたと思います。
僕はまだかなーおそいなーと思いながら、ベッドに横になっていました。
少し眠くなってきたころ、カチャリと浴室のドアが開く音がして、加奈子さんが出てきました。
ホテルにあったバスローブではなく、前開きのワンピースを着ていました。
「ごめんね、待たせちゃったね。今日は私が気持ちよくさせてあげるね」
そういいながら、横になっている僕の上に跨り、加奈子さんがベッドサイドの照明を消しました。
部屋の中はほとんど真っ暗でしたが、外は都会だったので、漏れてくるネオンの明かりと、目が慣れてきたことによって少しは周りの様子がわかる状態でした。
加奈子さんは僕の上に乗ったまま、キスをしてきたり、乳首を舐めたり、チンコを触ったりしていましたが、僕もその状態のまま加奈子さんのオッパイを揉んだりしていました。
加奈子さんのオッパイはすごく大きく、張りもあって、とてもきれいな形をしていました。
僕の足元に身をかがめてフェラをしてもらっている最中、あまりのテクの凄さにそろそろイキそうだと思っていたころに、「我慢できなくなっちゃったから、もう入れるね」と加奈子さんが言いました。
待ってました!と思いましたが、僕は加奈子さんに何もしてあげれていません。
それを伝えると、「いいよ、いいよ。もう濡れてるから」といって、またキスをしながら僕を押し倒してきました。
楽チンだし、まぁいいかと思いつつ、加奈子さんが入れるのを待っていました。
そして、いよいよ挿入。
加奈子さんが腰を落として、僕のチンコが入った瞬間・・・
アレ?なんか感触がちがくね?
どう表現していいかはわかりませんが、なんかふつうのヤツと違ったんです。
もちろんゴムはつけていたんですが、締り具合が緩かったり急にキツくなったり・・・。
しかも、チンコのちょい上、へその下くらいに妙な感触が・・・。
アレ?これって・・・アレじゃね?
急に血の気が引いた僕は、ベッドサイドに手を伸ばして証明をつけました。
すると、そこにはギンギンになったチンコがありました。
「急に電気つけないでー」と加奈子さんは言っていましたが、僕の頭はそれどころじゃありません。
上半身はイイ女の身体をしているのに、なのに、そこにチンコがあったからです。
パニックになった僕は逃げ出そうともがきましたが、加奈子さんは腕力で僕に勝っていました。
チンコも萎えかけていましたが、リズムよく締め付けてくるせいで復活。
悲しいが、若い男の自分の身体を呪いたくなりました。
よく見ると腕とか特に筋肉ムキムキの加奈子さんは僕の身体をホールドしたまま、腰を振りながら自分のチンコをしごいていました。
悲しさとやるせなさで放心状態だった僕でしたが、だんだんと激しくなっていく腰の動きに耐え切れず、フィニッシュ。
そのまま加奈子さんもイッてしまい、腹の上にぶっかけられてしまったのでした。
そのまま泣いてしまいそうな僕に、わらいながら「ごめんごめん」と謝ってくる加奈子さん。
シャワーに時間がかかったのは、色々準備しつつローションを仕込んでいたからだの、私のテクはすごいでしょだの、聞きたくもないような話を延々と喋っていました。
死にてぇ・・・とまだ一言も喋らず、ベッドで放心状態だった僕。
加奈子さんはというとその間シャワーを浴びて、枕元にホテル代と食事代を少し多めに置いて、そそくさと出て行ってしまいました。
図らずも、オカマを掘ってしまった僕。
掘られるよりかはだいぶマシなのですが、心に大きな傷ができたのです。
それ以来、出会い系サイトでメールを送るときは念入りにプロフィールを調べること、セックスに持ち込めたらかならず主導権を握ること、主に下半身を重点的にチェックすること、
ホテルの部屋はなるべく明るい状態にすることを徹底するようになりました。
あと、アナルという存在がとてつもなく怖くなってしまったのでした。